研究者プロフィール
ポーラ化成工業 × 東北大学「境界の融和」共創研究所
増田 孝明 MASUDA Takaaki 特任教授
本務:ポーラ化成工業株式会社
- 研究テーマ
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放射光を利用した化粧品製剤と皮膚のミクロ構造とマクロ物性の相関解明
- 研究キーワード
- 化粧品、製剤、皮膚、界面構造・物性、動的構造解析、イメージング計測
- 研究概要
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化粧品製剤、機能性材料、皮膚の動的および静的構造と物性研究
化粧品は、肌と外界の境界で作用するため、化粧品において新たな機能や感触をデザインするためには、「肌と製剤」や「製剤と外界」の境界で何が起こっているかを理解することが重要になります。
この理解には、皮膚のような生体試料をありのままの状態で計測し、肌や化粧品の相互作用を分子レベルで捉える革新的な技術が必要になります。
私たちは、皮膚を中心とした生体試料と製剤の境界で起こる相互作用をありのままの状態で可視化・評価する技術を構築することで、皮膚や製剤のミクロ構造と、機能や感触に紐づくマクロ物性の相関を紐解くことで、体系化された高機能材料設計基盤の構築を目指しています。 - メッセージ
- 肌と化粧品の境界の研究を追求し、様々な異分野技術との境界を越えた融和を推進することで、社会に新たな価値を創出していきます。